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無色の翼、鳥は何処に向かうのか?
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国語便覧って実は凄いんですよ
2010-04-28-Wed  CATEGORY: 物書き考察
タイトルにもありますが、国語便覧は実にいいものです。
特に、物書き初心者は軽く目を通すといいと思いますよ。

国語便覧なんて誰だって持っている物ですし、
どんな本を参考にして小説を書けばいいのかわからないーとか言って
何も買おうとしない人向け(久々の毒台詞www)。

いや、今ので怒らないでくださいねw

国語便覧が意外と使える物だってのは本当ですから。
物を書くってのは、要は国語技術ですから、
国語の教材に詳しいことが書いてあるのは当然なんです。
せっかく家にある物なんだから有効に使いましょう。

あと、便覧に載っている手紙の書き方とかって意外に使えますよ。
堅苦しい文章を書くのにも便利ですし、慣用的な挨拶文とかも
非常に便利です。元の手紙を書くという目的でも使えますし。

以前、私は某コミュの某トピにて、
物語は「結」からイメージして作ることをお勧めしました。

一番盛り上がる部分、
そこが作者にしても読者にしても
一番面白いからです。

そういう書きたい場面のイメージを最初に固めておくと、
後々に構想で困ることが減ります。他にも色々とお勧めする理由は
あるんですが、今回は別の話がしたいので割愛です。

イメージは「結」から。
でも、書き出しはやっぱり「起」から。

皆様、小説を書こうとした時、
最初に躓くのって「書き出し」の部分ですよね?
書きたい場面のイメージがあっても、
どうやって書き出せばわからない!
文章の書き出しって難しいですよね。えぇ、わかります。

イメージはある。だけど、何から書けばいいんだろう?

誰だってそんな経験があると思います。
全くないって人は才能があるので、その才能を私にくださいw
昔の私は、いつも書き出しで困ってましたね。




でも、大丈夫です! 書き出しに困る皆様に朗報です!

今回は書き出しの類型を教えちゃいます!

これは国語便覧を調べれば、多分載っています!



えぇ、ようやく国語便覧って実は凄いって話に繋がりましたね。
自分の国語便覧だと、文章の構成とかって項目にありました。
私はこの部分に折り目つけてます。えぇ、参考になる部分なので。
あと、手紙と敬語と小論文の部分もしっかりと折ってます。

はい、そろそろ無駄話は終了にして書き出しの類型について。
書き出しの類型は、以下のようになります。個人的な見解入りですので、
その辺はあまりアテにはなりませんが、書き出しの参考になると思います。



【書き出しの類型】
▼時・所型
時間や場所から書き出す形式。
この形式はまず現在の年月日や時間帯、舞台の風景描写などから書き始める。イドダドの「いつ」、「どこで」という状況説明をしてから話の内容に入る。もっとも自然な書き出しであり、もっとも使用頻度が高い書き出しの一つ。話の導入として基本的な形式。
状況の説明から入るので、話の内容が自然に伝わる。世界観を最初に理解してもらってから話の本筋へ入る形になるので、舞台や世界観を説明する必要のある話に向いている。ファンタジー小説や歴史小説ではなるべく早い段階で世界観の説明が必要なので、この形式が向いている。ただし、面白味やインパクトに欠けるので、モノローグは別の形式で書き出し、本編の書き出しをこの形式で始めるという方がいいかもしれない。

▼人物紹介型
人物の説明や描写から書き出す形式。
この形式は話題の主(筆者自身、登場人物)について書き始める。イドダドの「誰が」という状況説明をしてから話の内容に入る。自然な書き出しではあるが、時・所型と比べると散漫になりがちになる。
登場人物の説明から入るので、登場人物に対して早くから感情移入をすることが出来る。また説明から入るので、話の内容も伝わりやすい。

▼回想型
事件等を思い出しながら語り始める、という形で書き出す形式。
回想から書き出す形式であれば、一人称でも三人称でも構わないが、その回想を語る登場人物の心情をよく表す必要がある。この回想が話の根幹に繋がる場合が多いので、この回想にどのような意味があり、何を感じ取ってほしいのか、しっかりと考えて書き出す必要がる。初めに話の全体像が見えていないと、失敗する可能性が高い。
人物の心情から始まるので、感情移入はしやすい。短編としては、心情メインのまま綺麗にまとめることも可能なので、恋愛小説に向いている。長編としては、回想をする登場人物について深く理解することが可能。

▼条件型
筆を執る動機、これから書く内容を規定することから書き出す形式。
私小説などで用いられるが、普通の小説ではあまり用いられない形式。筆者がメインとなる私小説には向いているが、それ以外には向かない。

▼解題型
作品で扱うテーマや内容についての解説等から書き出す形式。
話の重要なテーマ、核心部の内容から書き始める。ここで語る内容が作品のテーマとなるので、これから先の展開がこのテーマから外れないようにする必要がある。
あらかじめ主軸を決めてから書き出す形式なので、話の内容がズレてしまうと不評を買うかもしれない。ただ、書くべきテーマが決まっているので、先の展開を書きやすい。

▼前置型
中心となる事柄に関するエピソードや前置き等から書き出す形式。
条件型、解題型に近い。話の本筋を語る前に、テーマや話の中心となる事柄について軽く触れる書き出し。あくまで前置なので、本編をそこねないように注意が必要。

▼破題型
いきなり話題の核心部から書き出す形式。
前置きや導入的な内容を置かずに、もっとも注目をひく内容から書き出す。
インパクトが強く、小説にはよく見られる形式。しかし、何の説明もなく話の中心に読者を放り込むことになるので、いきなり読んで話の内容が理解できるように書く必要がある。最悪、読者が置いてけぼりにすることがある書き出しなので、注意が必要となる。
また、書き出した核心部がどのような意味を持つのか、大きなメッセージ性を持たないと、話として順序を逆にしただけの物となってしまう。初めに、その部分を書き出す意味をしっかりと考える必要。プロットをしっかりと考えていないのなら、不用意に使うのは避けた方がいい。
ただし、前述したようにインパクトは強い。上手く扱えれば、一気に読者を魅了することも出来る。

▼対話型
破題型の一種。会話から書き出す形式。
会話から始まるという点以外、基本的には破題型と同様。

▼引用型
内容に関する格言等を引用して書き出す形式。
引用した名句、格言、詩句から書き始める。ここで引用した格言等が今後の内容を象徴するので、選択には注意する必要がある。引用した格言が話のテーマとなるので、その格言を印象付ける内容にする必要がある。


締め括りの類型とかもあるんですが、
それは今度近いうちに書きます。早く知りたい方は是非便覧を。

じゃあ、今日はこの辺で。
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コメント

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No title
コメント飯野 | URL | 2010-04-28-Wed 02:59 [編集]
やあやあ、国語便覧を誤用していた私が通ります。
……近現代の生活習慣とか、衣服の変遷とかを追いかけるのに使い勝手がよかったんだもん。
イラスト描く時に、意外と便利なのよね。
後、意外と嬉しい、着物柄の意味と解説とか。
その意味をイラストのテーマにしていた頃が私にもありました。
あるいは、便覧で特記されている内容を調べて、ネタにしてみたりとか。
物書きリファレンス以外にも、使い道はいくらでもですな。
Re: No title
コメント遠野秀一 | URL | 2010-04-28-Wed 20:26 [編集]
飯野君、コメントありがとう。

国語便覧とか世界史の図表とか読むと面白いよねー。
何より自腹で買った訳じゃないのがいいwww
No title
コメント | URL | 2010-04-28-Wed 21:35 [編集]
私もよく見ていますww
でも使わないですねぇー;;
なんででしょう…すごく便利なのですが☆

この記事を読んで使ってみようかな…と
思いましたぁー^p^
Re: No title
コメント遠野秀一 | URL | 2010-04-28-Wed 21:44 [編集]
夢さん、コメントありがとうございます。

国語便覧とか世界史図表とかは、
資料にも史料にも飼料wにも使える凄い便利なモノなんですよ。
みんな、こんな便利なモノを本棚の肥やしにしちゃって、
とっても勿体ないことをしているんですよね。
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