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無色の翼、鳥は何処に向かうのか?
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BLACK FANG -血塗れの連鎖- (予告編)
2010-04-10-Sat  CATEGORY: BF1 -血塗れの連鎖-

「……もし、私が人殺しになったら、慎はどうする……?」


それは、まだ二人が恋人同士だった頃の記憶だった。
永遠に続くと思っていた幸せな日々で、少女が何気なく語った言葉。
どれだけ愛されているのか確認する戯れのような想い。

甘い恋人達の日々に酔いしれていた少年は、そう思っていた……。

しかし、この時すでに悲劇はもう止まらない段階にまで到達していた。

悲劇が起きたからこそ二人は出会い、
新たな悲劇の幕開けこそが二人の終焉となる。
誰も止められない血塗れの連鎖は、新たな生贄を求めていた。





「……別れて、慎……」

雪が降り頻る二月のある日。
穂村慎は突然、恋人である大神マイラから別れを告げられた。
それまで幸せだった日常が突如、音と立てて崩れ去った。

「…………お前はもう、俺のこと、好きじゃないのか……?」

「…………うん、もう好きじゃない……」

初めて誰かに愛される意味を教えてくれた少女との別れ。
突然の決別に慎は心に深い傷を負い、途方に暮れる。

傷心の慎の前に現れたのは、幼馴染の芝崎初音だった。

以前より慎に想いを寄せていた初音。
慎が未だにマイラへの想いを断ち切れないことを知りつつ、
初音は彼の隣に寄り添うことを決めた。

それが新たな悲劇へと繋がると知らずに……。




「貴様の罪、その血を以って贖え……」



慎とマイラが別れた当日、市内にて殺人事件が発生した。
被害者は日に日に増えていき、四月に至るまでに四人が殺された。
犠牲者は全員、芝崎姓だった。

この事件を起こしたのは犯人こそ、大神マイラだった。

全ては復讐のためだった。
大切な家族を殺された少女は平穏に酔いしれていたが、
唐突に過去の悲劇の真相を知ってしまった。

真実を知ってしまったのなら、もう憎悪を止められなかった。
今の全てを捨てることになっても、復讐のために走り出す。

愛した家族が無残に殺された過去を捨てされるはずがなかった。
その身に宿る命さえ奪われた女の復讐を誰が止められるのか。
悲劇より生還した少女は、自らが悲劇となって殺戮を呼ぶ。


「俺はやっぱり、マイラが好きだから……。
 知ってたいんだ、あいつのこと……、全部……。
 そこにどんな後悔があっても、俺はマイラの全てを受け入れたい」


捨て去ったはずの今が、血塗れの少女の前に現れる。
絶望の中、温もりを教えてくれた大切な人を巻き込んで、
悲劇は更なる生贄を貪り食らおうとする。



「さぁ、悔い改めなさい、メス犬!!」

「調子に乗るな、泥棒猫!!」






そして、悲劇は最悪の形で結末へと加速していく。






「……慎、私を殺して……」



極限の状態で迫られる選択。
血染めの鎖を断ち切るために、穂村慎は選択を迫られる。
果たして、穂村慎は血塗れになった少女を救うことが出来るのか……?




本編へ





「大きな樹の下で」の登場人物、柴崎小豆さんは
「BLACK FANG -血塗れの連鎖-」の芝崎家とは無関係です。

苗字被ったのは、ウッカリミスですw
紛らわしくなって、本当にごめんなさい。

これから漢字変換、気を付けないと……w
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